めまいの患者さんが多いです。

ぐるぐると視界が回るめまい、
フワフワ揺れているように感じるめまい、
立ち上がった時にクラっとするめまい、
めまいの症状を抱えている方は、それがいつ出るか分からず、
不安を感じながらの生活になりがちです。
症状に対する不安や恐怖がストレスになって、さらにめまいを誘発するという悪循環も生じやすく、頻発すればQOL(生活の質)も下がってしまい辛いです。
気候が安定しない季節は、毎年めまいを訴える患者さんが増えますが、今年は特に多い気がしています。
めまいのほとんどは、良性です。
ごく稀に脳疾患など怖い病気が原因の場合もありますが、
それは突然の激しい頭痛など、
明らかに異常な症状を伴ってくるものなので、普通のめまいであれば、むやみに恐れる心配はありません。
実際、来院される患者さんに話を伺っても、耳鼻科を受診して調べてもらったけれど特に問題はなく、薬の処方もされず、
「自律神経やストレスかな?と言われました。」
というパターンが多いです。
では、めまいのメカニズムって何なのでしょう。
人間の身体は、
視覚、聴覚、触覚などからの情報を脳で統合することで平衡バランスを保っています。
しかし、
自律神経やホルモンバランスなどに異常があってうまく統合できなくなるとめまいを起こしやすいと言われています。
また、
精神的なストレスや不安がある場合は、脳の中の情動などを司る部位である「海馬」がめまい感を起こさせているのだとか。
ただ、
耳が詰まった感じや耳鳴り、
難聴などの聴覚障害が同時に起こっている場合は内耳のトラブルであり、
早急な治療が必要な場合もあるため、迷わず耳鼻科へ行ってもらいたいです。
そういう症状がない場合であれば、
めまいは身体からのSOSだと思って、
まずはしっかりと睡眠をとり、
ストレス緩和を心がけてみてくださいね。
ここからは少し東洋医学的な話になるので、興味がある方はどうぞ。
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私の院ではどういう治療を行うかというと、東洋医学的にめまいと関係が深い臓腑である「肝・腎・脾」のツボにターゲットを絞ることが多いです。
「肝」
東洋医学的にいう「肝」は、
肝臓機能の働きだけではなく、
自律神経の調整、全身の血流や筋肉のコントロールにも関わりが深いです。目の使いすぎ、ストレス、寝不足、過労等は肝を消耗させる事になります。
その消耗が、結果として自律神経の働きを乱れさせ、脳や内耳の方へ十分血液が循環しなくなり、めまいの症状を起こします。
「腎」
東洋医学でいう腎は泌尿器だけでなく、ホルモン、免疫、生殖能力、骨や歯、耳、髪、なども含みます。
発育・成長・老化と関係が深いので、年をとるにつれて誰しも腎の機能は低下します。
耳の内耳の平衡器官の老化がめまいを起こしやすくなるといわれています。
「脾」
油っこい食べ物、甘い物の食べ過ぎ、冷たい物の飲み過ぎ等が消化器系の働きを弱め、胃の中で水がポチャポチャ鳴るような状態になります。
このような状態は水毒といい、
身体の水分代謝が悪くなるためにめまいを起こし易くなります。
問診でまず患者さんに普段の日常生活などのお話を伺い、治療内容を決めていきます。
めまいの症状がある方に共通して言えるのは、頭部の血液循環が悪く、側頭筋の張り、首周囲のコリが強いことです。
このあたりのアプローチをすることも多いです。
めまいの症状でお困りの方は是非お気軽にご相談くださいね。
うちだ治療院 内田明日香

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