おへそ周りを温めると免疫力が上がるのはどうして?

京都も雪が降り底冷えしています。

朝一番の患者さんが来院される1時間前には暖房を入れてスタンバイする毎日です。
さて、
これだけ各地でインフルエンザが猛威を奮っているので、私も鍼灸師の立場から免疫力の話をしたいと思います。
免疫を語るうえで外せないのがやはり「腸」です。
腸といえば、うんちを作るのが仕事でしょ、と思いがちですが、
それだけではなく「全身の免疫を司る」重要な役割を果たしています。
腸には、
食べもの以外に、病原体、ウイルス等が常に入り込んでくるので、「体内の7割の免疫細胞」が大集結しているのです。
この免疫細胞は、腸で守りを固めるだけではなく、血液の流れに乗って全身へ運ばれ、身体の各所で病原体やウイルスなどの敵を見つけると攻撃してくれる戦士になります。
一見、腸とは無関係に思えるインフルエンザなどに対する免疫力の高さも、腸の免疫細胞と深く関わっているのです。
せっかく活躍しようとしている免疫細胞を邪魔しているのが「冷え」です。
血管は、全身の細胞が互いに物質や情報のやり取りをするネットワーク回線のようなもの。
この中を流れる血液が、酸素や栄養、免疫細胞を各細胞へ送り届けてくれますが、冷え症の方の血管は硬く細くなり、血液循環が悪くなってしまっています。
循環が悪いと運びたくても運べないのです。
ですので、
免疫細胞が血流に乗って各組織へ行けるよう、身体は常に温かく血流のよい状態を保っていてほしいのです。
そこで「お灸」がおすすめです。
私の治療では、はりを使用しないことはあっても、
お灸を使わないことは稀です。
じんわりと広範囲を温めてくれる温灸で皮ふ表面を温めると、
その周辺部位では血管内皮細胞から血管拡張物質が出て、血流量が増加します。
温熱刺激により、自律神経を介して胃腸活動も活発になるため局所の血流が促進されるのです。
おへそは、胎児の頃に母体と繋がっていた部分です。
酸素や栄養供給の管が肝臓や血管と、
そして、排泄のための管が膀胱とおへそを介して繋がっていた場所でもあります。
これらの管は出産後には退化して機能を失いますが、膜のような形で残り、これらの膜を介して骨盤内に熱が伝わりやすいのだとも一説には言われています。
東洋医学やインドのアーユルヴェーダでは、おへそをとても大切なものと位置付け、神聖なものとしているのもはこの辺りから来ているのでしょうか?
お灸は身体の深部にまで熱が到達するのでおすすめですが、
温かいものを摂る、カイロ、お風呂、湯たんぽ、腹巻きなどなど、お腹を冷やさない工夫は色々あります。
足首や首もとを冷やさないことも大切ですが、お腹もぜひ忘れないようにしてくださいね。
まだまだ寒い日が続きますが、元気にお過ごしくださいね。
うちだ治療院 内田明日香

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