受験生をサポートするお母さんへ~イライラを鎮めるツボ~

先日治療に来られた患者さんの主訴は肩こりでした。

「肩こりもだけれど、子どもが受験生で、それに伴うストレスが大きくてしんどいの。」と、お話されていました。
塾のお弁当作りなどで毎日慌ただしい。
模試の結果に子ども以上に一喜一憂してしまう。
気持ちが落ち着かずイライラする。
子どもにあたって、後で反省する。
色んな事を考え出すと眠れなくなる。
子どもの勉強が終わるまで起きているため、そもそも寝不足。本当はもっと寝たい。
受験までまだ日にちがあるのになんとなくお腹の調子が良くない。張った感じ。
胃痛もある。
症状をあげだすと止まらないとおっしゃっていました。
子どもの事が大好きだからこそ、いつも一生懸命なお母さん。
頑張りやさんのお母さん。
でも、そのせいで体調を崩してしまっては台無しですよね。これからの季節、本人もご家族も体調管理が大切ですものね。
東洋医学でいうとこれらの症状は、
「気滞」という状態に当てはまりそうです。
気、血、水のバランスを整えることを東洋医学では大切にしますが、
「気滞」とは、体内のエネルギーである「気」のめぐりが滞った状態です。
「気」が全身をすみずみまでめぐることで心と体を健康に保ちますが、滞ることで、イライラや落ち込み、不眠症、肩こり、お腹の張り、ストレスが溜まりやすいなどの症状がでます。
そもそも、めぐるだけの気、血が少ない、気虚、血虚もベースにはあるはずです。
こちらの患者さんには、肩こりの治療に加えて、体のめぐりをよくする鍼灸治療をプラスしました。
これから受験まで、自分の体も大切にしなければと思って下さったようで、
継続して治療に来られるそうです。次回の予約をして帰られました。
さて、今日はツボを2つ紹介します。
~イライラを鎮めるツボ~
その1「太衝タイショウ」
足の甲にあり、親指と人差し指の骨が交わる手前にあるくぼみ。
鎮静作用があり、イライラを和らげる他、月経前症候群、更年期にも効果があります。痛気持ちいい程度に押してください。
その2「膻中ダンチュウ」
左右の乳頭と体の中心線が交わるところ。ストレスからくる動悸やのどの詰まりを改善します。
人差し指、中指、薬指を使って、優しくなでおろしましょう。
私はこのツボに「横刺」という方法で、浅く平行に鍼をします。ストレスで胸が苦しくなったとき、スッとしますよ。
鍼灸治療は自律神経にも働きかける治療のため、このような不定愁訴の治療を得意としています。一度お試しくださいね。
うちだ治療院 内田明日香

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