貧血予防に何食べる?

120日

これは赤血球の寿命です。
貧血かもしれないなと思って改善しはじめても、すぐには変わりません。
治すには赤血球の寿命と同じ位の時間が必要とされています。
徐々に徐々にです。
鍼や灸、マッサージなどによって、胃腸を整え、冷えや血液の滞りをなくす治療を進める(こちらに関してはお任せください!)と同時に、日々の食事がとても大切になってきます。
妊婦さんが、貧血と言われてから鉄剤を飲み始めてもすぐには治りません。
そうこうしている間に赤ちゃんはどんどんお腹の中で大きくなっていきます。
また、スポーツを頑張る子ども達だってそう。
練習がきつくなってきた、ついていけない、成績が下がり出した
となってから食生活を改善するには遅すぎます。
貧血は持久力にかなり影響するため、パフォーマンス結果に直結してしまいますし、スポーツ障害発生の有無とも相関関係が認められています。
貧血がケガを引き起こす確率を高めているとも言えるのです。
貧血が原因と分からず、パフォーマンスが下がった、能力がない、と思い込み、競技自体をドロップアウトしてしまうなんてもったいないですよね。
スポーツを頑張るのは本人だけど、食事のサポートなど、できる範囲で力になりたいと思うのが親心。
では、何を食べると良いのでしょう?
鉄を多く含む食品は、もう皆さんご存知だと思います。
復習していきましょう。
ダントツ1位はやはり豚レバーです。
牛より豚が3倍。
牛ヒレ肉、煮干し、あさり、しじみ、かつお、まぐろなども豊富です。これらは動物性なので、ヘム鉄といわれ、吸収率は20~30%です。
そして、
小松菜(ほうれん草より鉄分、カルシウムが多くて、吸収率もいいです。)
大豆食品、ひじき、卵黄など、非ヘム鉄といわれるもの。こちらは吸収率が5%程度しかありませんが、ヘム鉄の食品を一緒に摂ることで吸収率がアップするとされています。
あとは海苔。あおのりはひじきよりも鉄分が多いです。
味付け海苔に、佃煮など、子どもたちも食べやすいですね。
そしてここからが重要です。
鉄と同じぐらい大切なのが
「たんぱく質」です。
鉄はたんぱく質と結合してこそ効果を発揮します。
朝はパンとコーヒーです。
サラダをしっかり食べてるんです。健康的でしょ。
ダイエットしてるからお肉はほとんど食べないんです。
これらはNG!貧血への道まっしぐらです。
ビタミンCを一緒に摂取することも吸収率をよくするポイントです。
少し話がずれますが、
スポーツ後30分以内に、ビタミンCとたんぱく質を摂ると、疲労回復スピードが全く違います。家に帰ってごはんを食べるまでに時間がかかるのであれば、オレンジジュースとチーズをおやつに持たせてあげるだけでもずいぶん違いますよ。
鉄剤だけ飲んでいても効果がでない理由はお分かりだと思います。
色んなものを食べてください。
私自身いつもいつも体のことを考えて食事しているわけではありません。
しかし、ときどき思い出してみてください。
体って案外素直なので
きっと体は応えてくれます。
参考文献 あたらしい栄養学、 よくわかるスポーツ貧血

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