貧血のせい??~美を求める女性編

「22,3%」

50歳未満の日本人女性の貧血の割合です。
あくまでもこれは診断がついた人数なので、本当はもっともっと多いのではないでしょうか。
妊婦さんの30~40%が貧血、
不妊に悩まれている方の貧血はそれを上回るといいます。
海外では国家政策として貧血対策がとられていますが、日本はまだまだです。
まだまだというか、ぜんぜんです。
赤ちゃんのお布団となる子宮は血液がしっかりあることで、温かくてフカフカになるのですから、妊娠を希望する方、妊婦さんの貧血対策が重要なことは言うまでもありませんね。
そして、
体を巡る血液を増やすことは、美しさを求める女性にも、とっても大切です。
前回、体が酸欠になると、あらゆる不定愁訴を引き起こすことをお話しました。
60兆個の細胞は、血液があって、初めて酸素や栄養素を受け取ることができます。
ところが、細胞が酸欠になると、新陳代謝が鈍くなります。
するとどうなるか。
早い話、
見た目よりぐっと老けます。
見た目だけでも若くありたいのが女性というものですよね。
肌は、ハリがなくなる、みずみずしさがなくなる、肌荒れ、かさつき、目の下のクマもひどくなる。
髪の毛は細くなり、抜けやすくなる。
爪も割れやすく、もろくなる。
冷え、むくみ、イライラ、肩こり、
挙げだすときりがありません。
なんとしても避けたいです。
そこで東洋医学の出番です。
東洋医学で、血が足りないことを
「血虚」
といいます。
血を補い、巡りをよくするためのツボは体に沢山存在します(背中にもお腹にも足にも)。
治療では、血を補い、巡らせる施術を行っていきます。まずは血を作れる状態に体を持っていくところからスタートという方が多いです。
そのなかでオススメなツボを1つ紹介しますね。
血の海と書いてケッカイと読みます。
このツボは胃腸を整えるルートに存在するツボで、血流を良くし、整えてくれます。
解剖学的にみても、足の先まで繋がる動脈、静脈、神経が通る場所と合致しているのでうなずけます。
ここを、痛気持ちいい位に押してみてください。体もじんわり温かくなってくるはずですよ。
貧血のことを続けて書いているのですが、貧血には重大な病気が潜んでいる場合もあります。
造血の過程がうまくいかなくなる再生不良性貧血、膠原病、悪性腫瘍、胃潰瘍、子宮筋腫など。
症状がいつもと比べてきつい、急に症状がでてきた、という場合には、病院へ行ってくださいね。
参考文献
「貧血大国日本」
「血流がすべて解決する」→漢方薬剤師さんが書かれた本でなかなか面白く、東洋医学の考え方が分かりやすいと思います。
次は貧血に良い食べ物を紹介していきます。
うちだ治療院 内田明日香

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